音楽制作は人間的だ

プロがプロである理由

2018年05月16日 14時11分

失敗を恐れず挑戦する

音楽制作のプロ中のプロは、おかれた環境に満足することなく挑戦を続けます。「トライ&エラー」という言葉がありますが、これを続けていくことは、特にある程度の地位を既につかんでいる人間にとっては難しいことなのです。
 
プロ中のプロは、現状に満足することはありません。常に学び、さらに高みを目指します。新たな挑戦は、時として長期間結果がともなわないこともあります。そして新しい挑戦に不安はつきものです。新しい挑戦にともなう不安を打ち消すことができるのは、自らの存在の意味を知り、自らに責任を課せる人間だけです。音楽制作のプロ中のプロは、常に失敗を恐れないチャレンジャーです。
 

音楽に関する圧倒的な知識

音楽制作のプロ中のプロであるためには、理論武装することも必要です。多くのプロフェッショナルたちが、音楽制作の本場であるアメリカやドイツなどで学んでいます。
 
バークリー音楽大学(Barklee College of Music)は、アメリカ・ボストンにある、世界的に知られる音楽大学です。多くの有名ミュージシャンを輩出しているこの大学。音楽理論の他に、ミュージックビジネスやミュージックセラピー、映画やテレビ向けの音楽、そして音楽制作や音楽制作に関するテクノロジーなどを学ぶために、世界中から学生が集まります。世界一の音楽環境で学んだ日本人音楽プロデューサーも多くいます。
 

世界で勝負する

音楽制作の本場は欧米です。日本の音楽制作技術が決して低いわけではありませんが、プロ中のプロは実力に差があることを認め、世界に追いつこうと努力を続けています。多くの日本人エンジニアが世界に活躍の場を求めています。
 
ミュージシャンを含め、世界の音楽業界で「ビッグネーム」と言われる日本人は数少なくなりました。欧米の音楽業界はエリートの活躍の場です。音楽や音楽ビジネスを専門に学んだ人間たちです。音楽制作のプロ中のプロは、国内で成功を収めることで満足することはありません。彼らは日本のレベル差を認めることのできる、強い心を持っています。その強い心が、彼らをよりレベルの高い舞台へと向かわせる原動力です。
 

One and Only

One and Onlyは、唯一無二の存在であることです。音楽制作の世界で生き抜くためには、個性的であることは大きなアドバンテージになります。音楽というのは、美しく響けばいいというものではありません。時には心を揺さぶり、涙を誘い、そして勇気を与えます。
 
音楽制作のプロ中のプロは、常に全力でタスクに取り組みます。失敗をくり返すこともありますが、いつまでも失敗を続けるわけにもいきませんので、スピード感も大切にします。
 
One and Only。音楽制作のプロ中のプロは「キャラクター」を持っています。それは多くのヒットソングに共通する「ありがち」感とは一線を画します。エフェクトの処理が今風ではないかもしれません。しかし、その判断には確固たる自信が存在します。
 
音楽制作の世界は現在、クリエイティブなテクノロジーや、新たなソフトウェアが次々に登場し、広がり続けています。制作の現場は、アナログレコーディングであっても、コンピューターを使うことは当たり前になっています。
 
楽器においても新たなテクノロジーが採用されていますが、依然として主役を張っているのはギターやピアノ、ドラム、ボーカルといった楽器たちです。そう考えると、アナログとデジタルが共存する音楽制作の世界は、今となっては貴重なのかもしれません。何か人間的なもの、ぬくもりをデジタルの中に感じられる世界です。「ぬくもり」と「One and Only」は、音楽制作の世界を表現するキーワードです。

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